全国出張作業承っております。 お急ぎの場合は即日での対応も可能です。 駆除作業～データ復元作業、対策のご提案までお気軽にご相談ください。

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ランサムウェアの身代金要求はビットコインでの支払いを要求されます。 ビットコインにして、少ない場合で0.2ビットコイン程度、主流は2～3ビットコイン、多い場合だと5ビットコイン要求されます。 ビットコインというとマウントコックスの事件で有名になりましたが、未だに中国などを中心に投資先として人気があります。 2016年度の相場で1ビットコインあたり5万円～15万円あたりで推移しています。 出始めの頃に比べ、要求額はどんどん高くなっている印象です。(2017年2月現在）

多くのランサムウェアは感染後にウイルス駆除ソフトを使って駆除をおこなっても、レジストリやメモリ内に隠れ駆除できません。 セーフモードで駆除することによって駆除できる場合もございますが、最近の亜種ではセーフモードでの起動も妨害されます。 確実に駆除するためにはリカバリされるのが確実です。

身代金要求額はパソコン内に追加されたファイル（HOWDO_text、HELP_instructionsなど）で確認できます。 そのファイルを開けば要求金額が直接記載されている場合もあれば、攻撃者にメールを送信するパターン、Tor Browserという秘匿性の高いブラウザをインストールし、そのブラウザから攻撃者の指定するアドレスを見て確認するパターンなどいくつか方法があります。 やり取りの文章が英語になるなどはありますが、特段専門知識無くどなたでも確認可能です。 ただ、身代金金額の確認後、時間経過で要求額が増額されるパターンなどもございますのでご自身でご確認される際はご注意ください。 復旧業者さんへ持ち込まれる際は、持込の直前にご確認されると復旧費用の参考になるかと思います。

復元に必要な時間は感染したランサムウェアの種類や暗号化されたファイルの量などによって変わります。 最短数時間で終わる場合もあれば、数日を要する場合もございます。 診断時にどれぐらいの期間が必要かご案内させて頂きます。

お預かりした段階で必要なファイルが無くなっている場合や、変更されている場合もございますので、100％とは申し上げられません。 また、犯罪者（ハッカー）側と交渉する場合も人対人のやりとりになりますので、難航する場合はございます。 現在のところ、ほとんどの事例で復元に成功しておりますが、今後、復元が困難な新種や亜種がでる可能性はございます。

これまではメールの添付ファイルによる感染が多かったのですが、現在は改ざんされたWebページを閲覧したことによる感染や特定のサーバーを狙った攻撃による感染が増えております。日本語の普通のページが乗っ取られ、そのページを見た普通のユーザーが感染してしまうという例が2017年に入る頃から主流になりました。