[決定版] ランサムウェアとは? 今すぐ始めるランサムウェア対策 その②
[決定版] ランサムウェアとは? 今すぐ始めるランサムウェア対策 その①
その①でランサムウェアに関して解説させて頂きました。
その②ではその対策法についてお話ししたいと思います。
[基本対策]
まずご確認頂きたいのは下記5項目です。
①怪しいサイト(アダルト、裏サイトなど)は見ない。
怪しいサイトには見たいという心理を逆手に取った罠がよく仕掛けられています。
不正規なサイトも多く、ウイルスなどへ誘導されると知らずに感染してしまうかもしれません。
ただ、最近では普通のサイトでも改ざんされ、訪問者がウイルスに感染する事例が多発しています。
②怪しいメールは開かない。(英文、身に覚えが無い。日本語がおかしい。)
今回のWannaCryptもそうですがメールの添付ファイルやリンク先によるウイルス感染は後を絶ちません。
最近では巧妙に日本語で書かれたウイルスも増えております。身に覚えの無いメールなどにはご注意が必要です。
③Windowsアップデートを常に最新にする。
毎月のWindowsアップデート、緊急のアップデートなど常にWindowsは最新に保ちましょう。
ただ、Windows XPやWindows 8(8.1はOK)、2003などはサポート期限が切れておりますので、
新たな脆弱性に対してノーガードの状態です。これらのOSをお使いの場合は買い替え、
又はアップグレードを強くお勧めいたします。
④ウイルス対策ソフトを導入し、常に最新を保つ。
世の中のウイルスやサイバー攻撃の多くは、ウイルス対策ソフトを導入することによって防ぐことができます。
導入すれば完ぺきとは言えませんが、導入していないよりは遥かにリスクは下がります。
また、期限が切れている場合や、性能の低いウイルス対策ソフトは危険です。
これらが原因で感染を防ぐことができなかったという事例が意外なほど多いです。
⑤AdobeやJavaなど狙われやすいソフトを常に最新にする。
AdobeソフトやJavaは多くの方がインストールされておりますが、これらの脆弱性が悪用される事例もございます。
これらのソフトも常に最新になるよう注意する必要がございます。
ただ、残念ながらAdobeやJavaの更新はお詳しくない方にはわかりにくく、
更新されずに放置されているのを良く見かけます。
以上が基本対策になります。
でもなかなかうまくいかない、、、
これら基本対策はどなたもがご存知だったり、
気をつけていらっしゃることだったりするのですが、
実際はなかなかうまく実施できません。
更新案内に似せた偽装ポップアップなどがあるため、
ユーザー側では必要な更新案内がでても怖くて放置してしまいます。
また、社員さんが複数になるとそれぞれで意識や危機感には差がありますので、
全員に徹底することは意外と困難です。
こういった部分を調整するのが会社の場合ですと専任の担当者となるのですが、
社内に詳しい方がいらっしゃらない会社も多く、気付くと未更新、期限切れなどが発生しています。
その隙をついてウイルスに感染させられてしまうのが一番多い事例です。
ご相談を頂戴し、会社様に訪問し感染したパソコンを拝見しますと、
ウイルス対策ソフトの期限が切れていたというのは実際よくあります。
そこでおススメなのがこれら更新のチェックをしてくれるソフト
実はこういった更新のチェックを随時監視してくれるウイルス対策ソフトが
F-Secureのビジネス向けサービス『エフセキュア プロテクションサービス ビジネス』です。
このウイルス対策ソフトを導入しますとウイルスの駆除、ブロックはもちろんのこと、
重要な更新がなされえているかも常時監視いたします。
万が一、更新漏れがある場合は直接ご担当者様にご案内いたします。
面倒で漏れやすいこれらの作業をソフト側が肩代わりしますので、
ご担当者様の負担が無く、中小企業様に大変好評です。
しかもこのウイルス対策ソフト、非常に動作が軽いです。
ウイルスの検出率も高く当社としましてもお勧めできるソフトです。
ただ、残念ながら市販されておりません。
購入には販売店を通す必要がございます。
もちろん当社でも1台300円(税別)~ご提供しております。
遠方のお客様でのご購入いただけますのでご興味のある会社様はご相談ください。
[決定版] ランサムウェアとは? 今すぐ始めるランサムウェア対策 その③ につづく

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