ランサムウェアの相談件数が2月に入って更に増加(DEADBOLT・LOCKBIT・ROBINHOODなどなど)
2月に入りランサムウェアの相談件数が前月比50%以上増加しています。
ウクライナ情勢の影響かもしれませんが確かに攻撃元はロシア圏からというログが散見されます。
春日井市の春日井リハビリテーション病院を含め、春日井市の複数の団体が被害に遭っています。
本日もトヨタがサイバー攻撃で国内全工場の稼働を停止する事態に陥ったというニュースが流れています。
ニュースになるのは大手や病院などばかりですが、中小企業の被害もどんどん増加しているようです。
昨年流行ったQlockerはQNAPをターゲットにした攻撃でしたが、今月に入り、同じ手法の攻撃が今度はAsustorをターゲットとして一斉攻撃がなされました。
それ以外にも従来のWindowsサーバーを狙ったランサムウェアやLockbitなどの二重脅迫型のランサムウェアなどあらゆるランサムウェアのオンパレードです。
いつもだと一時的に攻撃が増加しても2週間程度で終息することが多いのですが、1~2月は継続して被害が増えて続けている印象です。
Emotetがランサムウェアの呼び水になっている例もあり、ランサムウェアだけを警戒すればいいというわけにはいかなくなりました。
各企業においては、これまでに比べ1段階高くセキュリティ意識を持ち、総合的に対策をおこなうことが重要となってきました。